新生児(0ヶ月)の赤ちゃんってどんな感じ!?寝てくれる?発達の目安は?

子育て

妊娠中のプレママも、無事出産を終えたママも、赤ちゃんって実際にどんな感じなのか、
どう接したらいいのか、どんな生活が始まるのか想像もつかず、不安ですよね?

私も1人目の妊娠中・出産直後は、赤ちゃんのいる生活というものが全く想像できず、
不安しかありませんでしたが、まぁ何とかなるでしょ!と思って出産に臨みました。
実際に入院中から母子同室で赤ちゃんと2人で過ごす時間が始まります。
赤ちゃんとの生活がいよいよスタートです。

この記事を見て少しでも赤ちゃんのことを知れたり、生活のシミュレーションができたり、
こういう赤ちゃんもいるんだなぁという参考になれば幸いです。

生後0ヶ月の赤ちゃんの成長

身長・体重

出生時の身長・体重の目安

⚪︎男の子
身長:44,0〜52,6cm
体重:2,1〜3,8 kg

⚪︎女の子
身長:44,0〜52,0cm
体重:2,1〜3,7kg

生まれてくる赤ちゃんには個人差があります。
また、生後3〜5日の間は生理的体重減少といって、一時的に5〜7%くらいの体重が減ります。
しかし、1週間程で出生体重に戻り、その後は1日に25〜30gくらいの割合で体重が増えていくことが多いです。

視力

新生児の赤ちゃんの視力では、どの程度見えているのでしょうか?
一般的には、約0.01〜0.02程と言われています。

視力はほとんどないので、周りがハッキリとは見えていない状態です。
日を追うごとに少しずつ視力は上がっていきます。
生まれたばかりの赤ちゃんでも、ママだけは認識できているとも言われていますが、
判断材料は視覚以外の情報だとも考えられています。
実際に知人の赤ちゃんは、ママ以外の人が抱っこすると泣いてしまう子がいました。
声や匂い、抱っこの感触などで判断していたのではないかと思われます。
                        

発達

ママのお腹の中から、外の世界へ出てきた赤ちゃん。
お腹の中にいた時は、臍の緒を通じて酸素や栄養をもらっていましたが、
生まれてきてからは、自力で肺呼吸と母乳やミルクで栄養を摂ります
赤ちゃんにとって新生児期は外への環境へ適応するための大事な時期です。

生後4週間(28日間)までの赤ちゃんを「新生児」と呼びます。
未熟ながらも外の世界で生きていくための能力を既に発揮しています。
原始反射がそのひとつで、物音にビクッと体を震わせて何かに抱きつこうとする「モロー反射
乳首に触れると吸いつこうとする「吸啜(きゅうてつ)反射
拳を触ると握り返してくる「把握反射」など
これらは意思とは関係なく起こる反応で、やがて成長と共に消えていきます。

睡眠時間

新生児期は平均で16〜20時間ほど眠ると言われており、
昼夜の区別もついていないまま、ほとんどの時間を寝て過ごしています。
一般的には1〜4時間眠り、1〜2時間起きるというのを繰り返します。
お世話する方もまとまって睡眠時間をとれません。
この時期は赤ちゃんと一緒に寝て起きるという生活リズムで過ごしましょう。

授乳間隔

新生児期は1日に8〜12回、1〜3時間おきに授乳をします。
この時期は赤ちゃんが欲しがるだけ母乳をあげて構いません。
欲しがった分だけ授乳してあげましょう。
母乳は消化が早いため、ミルクよりも頻繁に授乳が必要となります。

授乳中に寝てしまうこともあります。
その場合は、軽く揺らしたり、こちょこちょしたりして起こしてみましょう。
初めは、母乳が軌道に乗るまで、しっかり吸ってもらうことが大事です。

赤ちゃんの体重増加が順調であれば、授乳間隔は多少個人差があっても問題ありません。
何か困ったことがあった場合、助産師さんや医師に相談しましょう。

お世話のポイント

①授乳
2〜3時間おきに授乳が必要です。
初乳は免疫力を高めるためにあげるのが良いとされています。

②睡眠と生活リズム
「寝る・起きる・泣く」を繰り返します。
泣いたら優しく声をかけて、欲求を確認しましょう。

③おむつ替え
排泄が多い時期なので、排泄後はすぐにおむつを交換し、肌を清潔に保ちましょう。
1日10〜20回程おむつ替えが必要です。
赤ちゃんの肌は大人の肌の1/2の薄さと言われており敏感です。

④室温と衣類の調整
室温は夏26℃前後冬20℃前後を目安に調整しましょう。
衣類や布団で体温調整をし、汗をかいたら着替えさせて清潔に保ちましょう。
赤ちゃんの時期は汗を吸いやすいように綿素材の衣類がおすすめです。

⑤沐浴
毎日沐浴をして赤ちゃんの肌を清潔に保ちましょう。
胸やお腹にガーゼやタオルを当てて安心感を与えても良いでしょう。

⑥保湿
赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟で乾燥しやすいです。
保湿をしてあげることで肌トラブルやアトピー性皮膚炎のリスクを軽減できますので
1日2回を目安に朝と沐浴後に行ってあげると良いでしょう。
低刺激なベビーローションがおすすめです。

⑦衛生管理
お世話の前には手洗いを徹底し、赤ちゃんとの接触時は清潔を心掛けましょう。

⑧ママの休養とパパの協力
産後のママの体力回復も重要です。
パパもおむつ替えや沐浴などで積極的に育児に参加しましょう。

リクくんとスイちゃんの新生児期

長男リクくん

身長:48.0cm
体重:2,894g


経膣分娩で出産しました。
産まれてすぐお風呂へ行ったリクくん。
気持ち良さそうに入ってたみたいで、助産師さんから「お風呂好きそう!」と言われました。
退院後実家へ帰りしばらくの間お世話になることに。
授乳は完全母乳で退院日の夜には胸がカチカチになって痛かったです。
夜中はリクくんが寝て授乳のために3時間後にアラームをかけてましたが、
アラームが鳴る前にリクくんが起き、長くて1時間〜1時間半くらいしか寝れてなっかたです。
朝方授乳を終えてゆらゆら寝かしつけるも全く寝てくれず、自分は眠くてうとうと。
寝てくれないのが一番辛く、途方に暮れ、無の感情で涙が出たこと、今でも覚えています。
音にすごく敏感で、寝てる時に水の音ですら起きてしまって、洗い物もできませんでした。
生後10日で臍の緒が取れました。
2週間健診では、退院時に黄疸の数値が高かったため、もう一度黄疸の検査をしてもらいました。
体重は全く増えておらず、黄疸の数値もまだ高いとのこと。
完全母乳でしたがミルクを足すように指示が出ました。
授乳後に40ml足してあげて、5日後もう一度病院へ行き黄疸の検査。
再度検査をしてもらったら数値が下がっており、母乳性黄疸であることが分かりました。
黄疸の数値が下がり、起きている時間が長くなりました。
半月程経つと顔が少しふっくらしてきました。
夜中2時間半〜3時間くらい寝てくれるようになりましたが、昼間はあまり寝てくれない子でした。
3週間ほど経った頃吐き戻しをし始めました。

次男スイちゃん

身長:52.0cm
体重:3,406g

無痛分娩で出産。
寝てくれる時間は2時間くらいが多かったです。
既に首や脚の力が強そうで、ふくらはぎの筋肉がぽっこりとありました。
沐浴は泣くことが多くて、あまり好きじゃなさそう。
リクくんより寝てくれるタイプの子で、音にもあまり敏感ではありませんでした。
授乳したらすぐに寝てしまって毎回片方しか飲んでくれなかったのですが、
2週間程経って両方飲めるようになりました。
生後2週間で臍の緒が取れました。この頃には沐浴も嫌がらずに入ってくれるようになり、
夜寝る時は、お布団に置いても起きることが少なく、
逆にお昼間は置いたら起きてしまうことが多かったです。
昼夜の区別が少しだけついてきたのかもしれません。
この時得意な顔があって、よく口を尖らせていて可愛かったことを覚えています。
あと舌が長いのか常に舌が出ていました。
1ヶ月健診で身長が57cm、体重が4,700gとすごく大きくなるのが早かったです。
順調かなと思っていたら、先生から「心音に雑音がある」と言われ、
大きな病院で診てもらうようにと紹介状をいただきました。

まとめ

⭐︎授乳間隔は1日8〜12回で1〜3時間おきに授乳をする

⭐︎睡眠は1日16〜20時間ほど寝る
 1〜4時間寝る・1〜2時間起きているというサイクルを繰り返す

⭐︎肌は大人の1/2の薄さですごく敏感なので、おむつはこまめに替える
 1日10〜20回程おむつ替えが必要
 肌を清潔に保ち、保湿クリームを1日1〜2回塗る

⭐︎1ヶ月健診までは沐浴する


いかがでしたか?
新生児の赤ちゃんとの生活のイメージがついた方もいらっしゃるでしょうか?
出産でボロボロのママもしっかり休まないといけない時期です。
ゆっくり休むことも難しいと思いますが、
赤ちゃんが寝ている時は自分も寝るという風に身体を回復させていきましょう。
そして、家族など周りに協力してくれる方がいる時は遠慮なく甘えましょう。
ママの心と体の回復が何よりも赤ちゃんの心の安定にも繋がるでしょう。
未知なる育児ですが、少しでも皆様の参考になれば幸いです。

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